ハンバーグデラックス~チーズスコッチエッグ トマトソース~
基本のハンバーグと同じ肉ダネで半熟のゆで卵を包んだごちそうバージョン!たっぷりのチーズとトマトソースのうまみが重なり合ったリッチな味です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分(バターライスは除く)
*1人分(バターライスは除く)
*ゆで卵を冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- 【肉ダネ】*ここでは150g使う。
- ・合いびき肉 200g
- ・たまねぎ 150g
- ・にんにく 1かけ(5g)
- ・卵 1コ
- ・パン粉 大さじ4(10g)
- ・マヨネーズ 大さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・卵 (M) 2コ
- ・スライスチーズ (溶けるタイプ) 4枚
- 【トマトソース】
- ・ミニトマト (半分に切る) 10コ分
- ・たまねぎ (みじん切り) 50g
- ・にんにく (みじん切り) 1かけ分(5g)
- ・塩 少々
- ・バターライス 適量
- *温かいご飯にバター少々を加えて混ぜたもの。
- ・オリーブ油
- ・バター
つくり方
半熟のゆで卵をつくる。沸騰した湯に卵をそっと入れ、7分間ゆでる。水にとって殻をむき、氷水につけてよく冷やしておく。
加熱しても半熟の状態をキープするため、ゆで卵の中心までしっかりと冷やす。
【肉ダネ】をつくる。たまねぎとにんにくは細かいみじん切りにする。
たまねぎは2~3分割してから細かく刻むとよい。
たまねぎをたっぷり入れると【肉ダネ】が堅くならず、ふんわりと焼き上がる。
ボウルに【肉ダネ】の材料をすべて入れ、指先でグルグルと混ぜる。
練らずに、混ぜ合わせることだけを意識する。これで肉の食感を生かしたハンバーグに。
混ぜていくうちに、自然に肉どうしがくっついてくる。
全体が混ざったら2等分にし、オリーブ油少々を塗った手のひらに円形に広げる。真ん中に水けを拭いたゆで卵をのせて全体を包み込む。両手でキャッチボールをしながら丸く形を整える。
ゆで卵がしっかり隠れるように【肉ダネ】で包む。
フライパンにオリーブ油大さじ3を中火で熱し、香りが出てきたら、4を並べ入れて中央を指で少し押さえる。1分間ほどして縁が茶色くなってきたら、上下を返して弱火にする。
バター20gを加え、溶けたバターをスプーンで全体に30秒間ほど回しかける(アロゼ)。
ふたをして8〜9分間蒸し焼きにしたら、もう一度30秒間ほどアロゼをし、再び蒸し焼きにする。
焼きはじめから15分間ほどたったら【肉ダネ】の部分に竹串を刺し、透明な肉汁が出てきたら火を止める。スライスチーズを1コにつき2枚ずつのせ、ふたをして5分間おく。余熱でチーズを溶かし、取り出す。
フライパンに溶けたチーズが残っていたら取り除く。
【トマトソース】をつくる。8のフライパンを中火にかけ、フツフツとしたらにんにくを入れる。香りがたったら、たまねぎを加えて塩をふり、全体に広げる。弱火にし、2〜3分間炒めてたまねぎの辛みをとばし、ミニトマトを加える。中火にしてふたをし、ミニトマトが温まったら弱火にしてサッと混ぜる。
ミニトマトは、好みでスプーンの背でつぶしても。
器にバターライスを盛って9のソースを敷き、8のハンバーグをのせる。
●肉ダネの保存
残った肉ダネは、成形して焼いてからしっかり冷まして冷凍すれば、約1か月間保存できる。
◆ワンランクアップの裏技!◆
ひき肉をそのまま使うのではなく、包丁で粘りが出るまでたたいてから使うと、肉どうしがまとまりやすくなり、よりジューシーに仕上がります。また、ひき肉の分量の1割程度を、包丁でたたいた牛カルビ肉にかえるのもおすすめ。コクとうまみが増して本格的な味わいに。
◆こちらのレシピも参考に◆
基本のハンバーグ
このレシピをつくった人
和知 徹さん
東京・銀座のフレンチビストロオーナーシェフ。肉のおいしさをとことん追求した力強い料理にファンが多い。肉のスペシャリストとしてテレビや雑誌などでも幅広く活躍している。
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